「我考える故に我もはやなし」

＞どうしてこういつも難しい「お題」を出されるのですか
僕は、いつもあなたに難しい「お題」を出しているのでしょうか？

僕の考えでは他人の言った事だけでは本当には自分の身に成らないと思っていますが・・。
だから、結局自分自身で答えは探すものだと考えていますが・・・。

僕は、あなたに悟りを開けと言っているのでは、ありません。
あくまで参考にどうかと言っているだけなのです。

僕らは、聖人でも、宗教家でもないので、厳密に宗教的になる必要はないと思っています。
煩悩を克服しようなんて、僕は考えていません。

「煩悩あれば菩提あり」と言います。

僕はもっと自由に自然に生きたいと思っています。

「我考える故に我あり」
デカルトの言葉です。
この言葉の厳密な意味は今は無視してこの言葉だけから感じるものをお話します。

僕はこの言葉を聞いてなるほどと思いました。
考えても答えの無い問を自らに出してみた事も多々ありました。

それは悪いことではないと思っています。
答えが出なくても人間としても深みは増すでしょうから・・。
でも、少しも前に進みませんでした。

そんな時目にしたのが、この言葉でした。
「我考える故に我もはや無し」
僕は、「そうか！」と衝撃的な思いをしたものでした。

考えてばかりでは、前に進まない。
それどころか、自分自身さえ無くしてしまう事だってある。

苦しい時、悲しい時、悩んでいる時・・・。
まず一歩でもいいから前へ進もう。

もちろん同じ失敗を繰り返さないように注意は、して・・・。
堅苦しく考えすぎると、十分に自分自身を発揮出来ません。
拘りも大切ですが、過ぎると良くない方が多いでしょう。

割り切り。
クラリネットさん、ここでは思い切り我儘なくらい、あなた自身を出してみて下さい。
他では、相手の立場になって、自分が相手だったらと考えて、あなた自身を出してみて下さい。
ずるい表現ですが、ある程度の割り切りをあなたに望みます。

そうしてるうちに、バランスを取るのが、比較的上手くいくかも知れません。
でも、これは間違いないと言う答えは、僕には出せない気もします。
長年付き合っている友人にだったら、ある程度の答えは出せるかも知れませんが・・・。

そして、周囲の方々と良く話し合うことです。
やはり話さなくては分からないのが現実です。

どんな小さなことでも話し合う習慣をつける事（分かりきっていると言わないで）。
その積み重ねが大切だと思います。

日本人の最も欠けている部分では、ないでしょうか？
良く話し合っていれば、相手の気持ちも分かりやすく、傷つける事も少なくなるでしょう。

なんか、トンチンカンな事を書いた気もしますが、
クラリネットさんのお気持ちが痛い程、伝わって来て・・・。

まず、ここでは思い切り我儘なくらい、素直で、あなた自身であっていいと、思っています。
一気に前には進めません。
一歩一歩を確実に、毎日毎日を確実に・・・。

僕も頑張る、クラリネットさんも頑張れ！

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